第42回日本映画祭(ロシア開催)
ソ連時代から続く由緒正しき日本映画祭です。
ロシアではイギリスの映画と日本の映画が大人気で、特に日本映画祭はインターネットでも批評が飛び交い、2万枚のチケットがあっという間に完売する程のビックイベント。広いロシアの大きな都市を巡回していくのですが、2008年は8本の作品が選定されました。
2008年の招待作品
・ALLWAYS 三丁目の夕日(山崎貴監督)
・雪に願うこと(根岸吉太郎監督)
・時をかける少女(アニメーション 細田守監督)
・ドラえもん
・運命じゃない人(内田けんじ監督)
・ふくろう(新藤兼人監督)
・下妻物語(中島哲也監督)
・マスカケ線(木下順介監督)
・モスクワ会場の、35MM、という劇場です。
外見はロシアっぽく色気が無いですが、中はコンサートでも使われたりして大小合わせていくつかのホールがあり、とても素敵な劇場でした。
・メインホール入口のロービー
作品のポスターに混ざってマスカケ線のポスターも入口付近の美味しい位置に貼って頂いています。
・ポスターの前で
・取材ラッシュ
初日のオープニング上映の前に劇場を訪れたら、あっという間にロシアのマスコミに囲まれました。テレビ、ラジオ、雑誌などなど、どの取材が何の媒体なのかも全て把握できないほどに時間一杯まで次から次へとインタビューが続きました。
ロシア人の芸術や映画に対する尊敬が素晴らしく、映画監督という存在に対する扱いや畏怖に驚きました。日本とは全く違います。やはり映画はワールドワイドな表現方法なんだと生きる勇気が湧きました。
・延々と取材は続く
立ちっ放しは悪いと思ったのか、最後のほうはソファに座っての取材となりました。
何と、この映画祭に実際に日本から監督が来たのは、28年前の黒沢明監督以来らしいです。そのおかげで扱いが物凄く大きく、日本の文化や映画についての鋭い質問が多くて、ロシア文化の懐の深さに敬服です。
・上映後のトークショー
ややピンアマですが、上映後の質疑応答です。映画を観た後だけに、どうなるかと思いましたが、驚くほどに鋭く深い質問の数々にびっくりするとともに嬉しい気持ちに満たされました。たった一度しか観ていなくて、しかもロシア語字幕の上映なのに、何でそこまで深く読み込んでいるんだというロシア人の映画解釈能力には脱帽。さすが、芸術の国です。平日の昼間にもかかわらずたくさんの人に来て頂いて感謝でした。
・トークショー終了
たくさんの人に囲まれてサインや写真撮影やら、直接映画の感想を聞いたりと、とても楽しい時間になりました。
・さらにサイン攻めは続きます。
映画を通じてこうしてコミュニケーションを図れる喜びに、これからも頑張るぞという勇気が沸々と湧いてきました。
・映画祭のパンフレットです。
・地下鉄の通路に貼ってあった映画祭のポスター
モスクワの街をフラフラしている時に偶然発見した映画祭のポスター。
映画祭への注目の大きさが窺い知れます。一緒に居たロシア人の話によると、「ジュンスケはこの映画祭がどれだけ大きなものかをまだ理解していない。上映される事をもっと喜べ!」と言われました。なるほど、「何しにモスクワに来たの?」と聞かれたときに映画祭の事を言うと、ロシア人全員の反応が物凄く大きいので大げさなだけかと思っていましたが、本当に光栄な事なんだとだんだん実感が湧いてきました。
・映画祭のチケットです。
これはオープニング上映の「三丁目の夕日」の時のものです。
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